WEBサイト制作で重要なものを考えると、デザインや充実したコンテンツなどをパッと思い浮かぶのではないだろうか。WEBサイトのデザインでは動きがない部分が多いと思うが、デザインの中でも一目見ただけでは分からないのは動きである。
一般的に動きを表現するものの中ではFlash、GIFアニメーション、javascriptが有名だが、他にもCSS3を使ったものがある。
WEBサイトを制作する上で利用が増えているのは、CSS3を使ったアニメーションである。理由としては、CSS3に対応したブラウザの利用者が増えてきていることもあるが、CSS3が使えるようになった理由として一番影響が大きかったものは、利用者が年々増えてきているスマートフォンやタブレット端末などの携帯端末ではないだろうか。
有名なものではiPhoneやiPad等のiOS端末、NEXUS7やXperia等のAndroid端末である。
それらの端末がCSS3の利用者を増やした理由としては次のことが上げられる。
- Flash Playerが入っていないものがあるため、Flashを表示することができない。(iOS端末はFlash Playerをインストールできない。Android端末でもAndroid4.0以上は標準でFlash Playerがインストールされていないことが多い。)
- 携帯端末では通信回線が有線に比べ遅いため、容量の多いファイルを使うとページの表示速度が遅くなる。(容量の多いGIFアニメーション、javascript)
- iOS端末、Android端末のブラウザのほとんどがCSS3に対応している。
以上の点からスマートフォンサイトを制作する上では積極的にCSS3を使っていくことは良いことだ。